■ 【人生とお金】 「投資の神様 ウォーレン・バフェットからの手紙」vol.3

   さて、これまで「バフェット氏からの手紙」に記載されていた内容から、
   バフェット氏などの考え方を推測してきました。

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   「投資の神様 ウォーレン・バフェットからの手紙」vol.1 
   「投資の神様 ウォーレン・バフェットからの手紙」vol.2 

   では、バフェット氏の考え方の根底にあるものはどういったものでしょうか。

   バフェット氏は、「何かを生み出す資産への投資を好む」ということを手紙で記載していますが、
   すでに彼の存在、考え方、投資行動が何かを生み出す資産になっているのではないでしょうか。

   つまり、最大の資産は彼の考え方そのものであり、伴い、今まで様々な株式に多額のお金を投資し
   て、それを上回る多額の資産を築いてきました。

   事業の在り方を理解し伸びる会社を見分ける彼のノウハウが、さらなる資産を築いているのです。

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   このことが真であるならば、本当に参考にすべきは彼の投資先に投資する事などではなく、
   まずは「何かを生み出す資産」を他に求めるのではなく、自分の中に築くことです。

   私たちが彼から学ぶのは、何よりもその点ではないでしょうか。

   何かをはじめるとき、例えば株式投資なら「どんな銘柄が良いか!?」というのがキーワードに
   なる事が多いです。ほとんどの人の質問がこれでしょう。
   
   何かを自分が生み出せるように・・・と自分に投資する際も、「どんな本を読んだら!?」
   といった事が共通のキーワードになります。

   その瞬発的な疑問の前に、ゆっくりとその考え方の過程を逆流し追ってみましょう。

   目先の結果を求めれば「株価の上昇」がテーマとなります。
   でも長期的な結果を追及するのであれば、その過程が重要となります。
   正しい・正しくないの二元論で考えるのではなく、どちらの視点も大事にすることが肝要でしょう。

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   自身が資産を生み出すバフェット氏からは、株式投資以外にも学べる事はたくさんあるように
   思いますが、 今回は「資産を生み出す資産を作る」ことの重要性の例について考察をしてみました。
 
   2012年度が始まりはや半月が過ぎようとしています。

   皆さんも、「自身を生み出すモノ」化すべく、
   この新年度は「自己投資」を積極手に検討、実施してみてはいかがでしょうか。
   

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