■ 【賢者的考察】 「一生ツカえる記憶力向上の知恵」
こんにちは。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 ここ関東は梅雨に入っていますが、 なんでも今年の夏は、大雨や集中豪雨が起こりやすいとも 言われています。 みなさん、くれぐれも気を付けてください。 さて、 先日、シニアの方々とお話をしていた折、 どうにも「モノ忘れ」が多くて困るという方が多くいらっしゃいました。 そもそも、「人間は忘却の生き物」であるからして、自然に様々なことを忘れてゆきます。 情報量が蓄積され続けると、心身ともに滅入ってしまうためです。 しかしながら、たとえばビジネス上の専門知識など、忘れては困ってしまうことがあるわけです。 そして、「忘却の生き物」の性と、記憶しようとする意志の競り合いがはじまるわけですね。 そこで、今回は、「記憶」について考察をはじめてみましょう。 まず、第一に重要なことは、 「記憶力が落ちたと思いこまない」ということです。 こう語るのは、記憶の達人・プロフェッショナルであるケビンさん。 「記憶力グランドマスター」のひとりで、記憶能力を競う競技会で、 1時間で1000桁の数字を覚え、1時間でトランプ10組(520枚)の並びを覚え、 トランプ1組(52枚)の並びを2分以下で覚えた方です。 そのケビンさんは続けてこう語ります。 「記憶力がうまく働かないのが、実生活のうち5%だったとしても、そのことばかりを気にして、 自身は物覚えが悪いと考えてしまう人がたくさんいらっしゃいます。むしろ、記憶がうまく 働かなかった状況を記憶しているので、実は優れた記憶の持ち主と言えるでしょう。 それよりも、自分の記憶中に、どれだけのデータが蓄えられているかを考えてみてください。 あなたの記憶力は、実際には多くの場面できちんと機能しています。 ですからむしろ、 「私の記憶力はどのくらい役立っているだろう? 今日はどれだけ役立っただろうか?」と 問いかけてみてください。」 つまり、加齢に伴って記憶力は落ちるという前提に立ってしまい、 過大に意識をしているのかもしれません。また、様々なことを気にされるようになってきた ともいえるのかもしれません。 実際、気にかけなければ、記憶力が悪いということもないわけであります。 次に、記憶力が弱くなったと思うならば、 「記憶力をUPさせてゆく技術を学ぶ」 良い機会でしょう。 若い時分の記憶力がどうであったか、今の記憶力と明確に比較できるほど鮮明に覚えている かも疑問です。実際、高齢での資格取得者も多数いらっしゃいますから、 年齢を記憶力低下の理由にもできなさそうです。 そこで、記憶力の低下について暗中模索をするよりも、記憶するメカニズムを学び、 記憶力向上に努めてみましょう。 世の中には、様々な記憶方法があります。ご自身に適した方法を見出せると良いですね。 【参考】◆ 【賢者的考察】 「記憶のテクニック」」 最後に、 「記憶力の向上に寄与する食べ物」の例をみてみましょう。 実際、記憶によい食べ物、頭によいとされる食べ物は、人によって認識が違い、根拠もあいまいです。 そのうえで、管理栄養士さんのコメントをご紹介いたします。 ・ 記憶に良い栄養素「ビタミンB群」 ビタミンB1、B6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12には、脳の正常な機能を保つ役割があります。 神経伝達物質の生産、脳と神経細胞のコミュニケー ションなどに関わるため、 これらの栄養素が不足すると記憶力に障害が出る可能性もあります。 ビタミンB群は、雑穀米や雑穀パンを主食とし、たっぷりの緑黄 色野菜と果物、豆類、 ほどよく動物性食品を食べることで十分に摂取することができます。 ・ 記憶に良い食べ物「魚」 魚、特に青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、加齢に伴う記憶力の減退を防いだり、 アルツハイマー病を防ぐ働きがあるといわれています。 ・ 記憶に良いデザート「魚」 チョコレートは、脳への血流を増やし脳の機能を活性化したり、加齢に伴う脳機能の低下を 遅らせる働きがあると報告されています。 ポリフェノールが含まれる カカオが多く使用されているダークチョコレートが特に良いそうです。 さてみなさん、いかがでしたでしょうか。 記載のコメント・情報が、みなさん全てにあてはまったり、 必ずしも効果が期待できるわけではありません。 しかしながら、「物忘れ」が多くなったと感じる原因を、 少しひも解いてみると、わかることがあるかもしれません。 是非、ご自身で考察をしてみてください。 【参考】 ・Kevin Horsley's answer to "What is the fastest and best way to improve my memory..." | Quora via Inc. Patrick Allan
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