■ 【人生とお金】 金利と利回りの違い

   金利とは、お金を借りたときに支払う対価です(借り賃といいます)。
   例えば、私たちが銀行に預けた預金の金利は、預金は銀行からみれば負債、
   つまり借りていることを意味します。

   私たちは預金をすることで、銀行にお金を貸し付けており、
   銀行からその借り賃である(預金)金利を受け取っています
   (銀行は預金で集めたお金を、さらに高い金利で企業などに貸し付けています)。

   金利は、元本に対する割合で表示されます。
   例えば、100万円に対し金利1%といった具合です。
   そして、この場合に金利によって計算された1万円を、利子や利息といいます。
   通常、利子や利息は同じ意味で用いられます。

   一方、利回りは株式や債券のように、預け入れ額(元本)が変動する金融商品の場合に
   用いられる投資元本に対する収益の割合です。

   つまり、元本が変動した後の価格に配当金や利息を加えた金額が元本より
   どのくらい増減したかということで、この割合を1年単位で表したものを年平均利回りといいます。

   (日本FP協会「くらしとお金の知識」より) 

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