■ 【人生とお金】 国民年金について理解しておきましょう
 
    国民年金加入者は、
    職業などによって第一号被保険者、第二号被保険者、第三号被保険者に分かれます。

    直接、保険料の納付が必要なのは第一号の方々です。
    具体的には自営業者の方や学生などが該当します。

    厚生年金や共済年金に加入の方は第二号、第三号は第二号に扶養されている配偶者です。
    もしあなたが専業主婦などの第三号の場合、国民年金保険料の直接の負担はありません。

    しかし、第一号で納付していないと、将来の年金額が下がるだけでなく、受給するのに必要な、
    最低納付期間25年にも満たないと、老齢基礎年金は1円も受け取ることができません。

    それでも、貯蓄でカバーできると思われるかもしれませんが、納付は義務です。
    しっかりと納めましょう。

    それ以外にも、万一障害状態になっても障害基礎年金が支給されないことや、
    亡くなった場合の遺族年金が支給されないなど、社会保障としての役割もなくなってしまいます。

    もし、納付が厳しい場合は、所得に応じた免除制度がありますので、
    市区町村窓口か社会保険事務所へ相談しましょう。
   
    免除が認められれば、納めた期間としてカウントされるので、
    年金額は減ってしまいますが、将来年金がゼロになるという事態は避けられます。

    (日本FP協会「くらしとお金の知識」より) 

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