■ 【人生とお金】 「ライフプランはなぜ必要か」

   「ライフプラン」とは、将来どうしたいかといった人生設計のことです。
   例えば、28歳で結婚し、子どもは2人、 35歳までには家を持ちたい!といった具合です。

   それら一つひとつを「ライフイベント」というわけですが、
   こうしたライフイベントには、当然お金がかかります。

   例えば、車の買い換えの時期や住宅購入の時期、
   さらに子どもの進学等の時期が重なったらいかがでしょうか。

   まとまった資金が短期間で必要となり、事前の準備(貯蓄)がないと慌ててしまいますね。
   慌てないためには、ライフプランを事前にしっかり検討し、
   資金を準備しておくことがとても重要です。

   そうすることで、安心してライフイベントを迎えることができます。
   また、早期の資金準備は家計の安定にもつながります。

   仮に300万円を目標に設定し、5年前から準備をする場合には、
   年60万円(月5万円)積み立てなければなりませんが、10年前から準備できれば、

   年30万円(月25,000円)です(金利は考慮せず)。どちらが達成しやすいかはお分かりですね。
   「将来は分からない」と言われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、分からないのは皆一緒。

   だからこそ予測をし、計画をたてることに意義があります。最近では働き方が多様化し、
   生き方も多様化しています。つまり、ライフプランは人それぞれで異なります。

   将来が不明瞭な時代こそ、
   ライフプランを描くことがたいへん重要な時代になってきているといえるでしょう。 


   (日本FP協会「くらしとお金の知識」より)

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