■ 【賢者的考察】 なぜ人は学ぶのか
  皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
  まだまだ残暑が続きます。しかしながら、オフィスや電車、
  喫茶店などは、冷房がガンガンかかっていたりします。
  寒暖差にもくれぐれもご留意ください。

  さて、今回は、現在もひそやかに各地域にて活況を帯びる、
  「生涯学習」について、考察をしてゆきたいと思います。

  言うまでもないことですが、「学習」の重要性は、
  皆さん既にお気づきになられていると思います。

  知らないことを知るという観点からは、「学習」はチャレンジであり、また成長が実感されれば、
  喜びを感じることでしょう。学習したものを活かすことができれば、貴方自身は「資産」となります。

  また、「学習をする」という行為そのものが、前向きな姿勢であり、この姿勢を以て生活することが、
  生きがいに繋がると感じている方も多くおられるようです。

  日本を取り巻く社会の変化、年齢の変化によって、義務教育時代には見出せなかった、
  「学習」がもたらす重要性が、ますます深く認識されてきていると言えるでしょう。

  では、なぜ今、「生涯学習」の必要性、重要性が認識されてきているのでしょうか。

  生涯学習の必要性が高まってきた背景のひとつには、人々の価値観の多様化が挙げられます。
  経済的な豊かさから心の豊かさを大切にする傾向や、生きがいと自己の充実を求めるために、
  知識や技術を習得する様々な活動を行う人が非常に増えています。
 
  また、人生100年の時代を迎えた現代社会は、余暇時間の増大や少子・高齢社会への移行、科学技術の
  高度化、産業構造の変化、国際化・情報化の急速な進展など急激に変化してきています。

  このような社会変化によって生じた、環境問題、消費者問題、教育問題、少子・高齢化問題、国際化や
  情報化の問題などの現代的課題に対応するためには、これまでの学校教育で得た知識や技術では
  困難となってきています。そのため、絶えず新しく生み出される知識・教養・技術を生涯にわたり
  学んでいく必要が 生じてきているというわけです。

  例えば、当該サイトに掲載している「お金」に対する考え方も、
  まさしく「生涯に渡り学ぶ必要があるもの」です。

  日本の義務教育には、実はこのお金の勉強は必要とされていながらも、組み込まれていませんが、
  米国では、組み込まれていたりします。国の教育方針によって違いがあるのは、致し方ない事ですが、
  必要なものは、自身で勉強をするということは、幾つになっても大事にしたいものですね。

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