■ 【賢者的おすすめ書籍】 Google社の人事担当役員が記した「ワーク・ルールズ!」

 皆さん、こんにちは。

 政治、経済、国際情勢など、激変している現代社会―。
 皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
 
 さて、今日は久しぶりに、良書と思しき書籍をご紹介いたします。



  皆さまにおかれては、企業で勤務された経験がおありになるかもしれません。
 
 そのなかで、「人事」という業務、部署に、どのような印象をお持ちでしょうか。 
  「楽しそう」「楽そう」「ルーティン」といったようなイメージをお持ちではありませんか?
 実際に、そのようなイメージも相まって、一部では人気の職業(職種)をなっているようです。
 
 しかし、その実、企業成長を支える人事業務においては、そのような固定概念とはかけ離れた 
 職域であることがわかります。

 そのことが良くわかる、書籍が下記になります。

 『ワーク・ルールズ!−君の生き方とリーダーシップを変える』(東洋経済新聞社)

 同書の著者は、Googleのピープル・オペレーションズ(人事)担当上級副社長。
 つまり、世界40カ国以上のオフィスで働く5万人以上の「グーグラー」を束ねる人事部門トップです。
 
 その彼がGoogleの社員採用、成果評価、モチベーション維持の方法について触れたのが、本書です。
 書籍版は560ページのボリュームとなり、また、ニュアンスを崩さないための翻訳からか、
 読みずらい印象をを持つやもしれません。

 しかしながら、同書の第9章「学習する組織を築こう」だけでも、
 機会があればぜひ一読いただきたいと思います。
 
 主体性や創造力、想像力の重要性が、全般にわたって記載されている本書ですが、
 本章では、自発的に学習することの重要性と、企業内で自身を磨くための方法として
 読むこともできます。
 
 人事業務従事者のみならず、ひとりのビジネスマン、社会人にとりましても、学びの視点を
 拡充させる一助として、参考となれば幸いです。

 ではまた次回。

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