■ 【賢者的おすすめ書籍】 「ない仕事」の作り方

 皆さん、こんにちは。

 私たちが生活するこの現代社会は、社会情勢が激変している時代です。
 政治、経済、国際情勢、どの点をとっても目に見えて激変しています。

 今後の変化も予想などつきませんが、その変化に合わせて、
 私たちの考え方や視点を柔軟にしておく必要があることは、間違いなさそうです。

 私たちの労働観も、対象となるでしょう。
 
 とはいえ、長年定着してきた価値感、労働観を、変化させるのは難しいことです。

 そこで今回は、組織の中で長く労働に従事され、
 新しい何かを生み出したいという方に向け、
 おすすめしたい本を紹介いたします。

 「ない仕事のつくりかた」

 著者は「みうらじゅん」氏。名前を聞いたことはあるかもしれませんが、その経歴を知る方は
 多くないかもしれません。公表している職業はイラストレーターとしながらも、同氏自身も、
 自身の職業はなんだかよくわからないとしています。

 その氏は、今まさに、ものごとを「ゼロベース」からでも創ることができる力が必要だとし、
 そしてそれは、誰しもできることで、個人の意識レベルで留意することの必要性、自己改革の重要性を、
 同書で訴求しています。

 ゼロベースから何かを創るといっても、必ずしも起業したり、独立したり、ということではありません。
 何かを発想し、形にしてみたり、工作でも企画でも、プランを実現することも広義の意味ではゼロから
 作るということになるでしょう。

 そして、その元となる、想像力、創造力を育むことは、実生活の様々なシーンで重要になるのは、
 私たちも良く知るところ。

 従来の日本式教育では、海外諸国に比べると、自立・創意工夫する力が不足するといわれることが
 あります。しかし、私が感じるところによると、日本人は感性が豊かで、物事を想像する力は強いと
 考えています。そして、その力に加えて、そのイメージや想像を形にする力を育んでゆくことが、
 今後ますます必要になると思います。

 みなさんは、どのようにお考えでしょうか。

 ぜひ一度、この本をお手にとり、異なる視点に触れ、考察してみてはいかがでしょうか。
  
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  【今回ご紹介している書籍】

  ・「ない仕事」の作り方 (単行本 175頁) / みうら じゅん (著)

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