■ 【賢者的おすすめ書籍】 「No.1リーダーを支える 英断の言葉」

 皆さん、こんにちは。
 EUの離脱が決定するなど、激変をし続けている現代社会。
 国際情勢や、政治に対する関心が高まっている中、
 皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
 
 さて、今日は久しぶりに、良書と思しき書籍をご紹介いたします。

  人生、いつも順風満帆というわけにはいきません。

  むしろ、つらく苦しい時期の方が多いように感じることがあります。
  もがき続けても、なかなか上手くいかない日々。
 
  そんなときに心の支えになるのが、言葉です。
  信頼できる人にもらえた一言、本の中で見つけた名文。

  そうした言葉たちが自分を勇気づけてくれるのです。

  『No.1リーダーを支える 英断の言葉』
  (西田文郎/著、「元気が出る本」出版部/編集、現代書林/刊)は、

   日本の経営者、トップビジネスマン、トップアスリートのメンタル的観点から
  トレーニング指導に多数携わる西田文郎さんが、日本の若きリーダーたちに
  向けて、心が強くなる50の言葉を記した一冊。
 
   今回は特に印象的な、“勇気を与えてくれる言葉”を3つご紹介します。

  ■「未来に向かう者にとって、今はいつも逆境。」

   あなたの目の前にある困難。それは、あなたが行動しているからこそ対峙できるものであり、
   その先には成功が待っています。だからこそ、未来を明るいものにするには、
   自分から困難にぶつかっていくしかありません。
 
   そして、大切なのは「今」は常に逆境だということ。

      今、あなたが感じている力不足は、あなたがより成長して、
   未来に進もうとしているからです。

   次のステージに行こうとすれば、どんな人でも自分の力不足を感じるものなのです。
   未来に進んでいくために、努力で力不足を補っていきましょう。

 ■「成功者はみんな負けず嫌いだ。しかし、素直な負けず嫌いだ。」
 
   成功者には「負けず嫌い」という共通点があります。
   この、「負けず嫌い」は2種類あります。

   一つは「ひねくれた負けず嫌い」で、なかなか他人を受け入れずに、
   心理的にたった一人で戦わなければいけなくなる孤独な人です。
 
   一方の「素直な負けず嫌い」は心がオープンで、まわりの人を受け入れ、
   それを自分の力にできる人です。成功者は「素直な負けず嫌い」です。

   その素直な気持ちが成功・不成功の鍵を握っているのです。

 ■「実力がある奴なんていない。実行した人間がいるだけ。」

   成功者はみんな実力があると思っている人は多いはず。
   でも、西田さんは彼らにあったのは実力ではなく、実行力があったといいます。
 
   よく言われるような「実力」とは、どんな経験を蓄積したかによって生まれます。
   だから、早く実行して、小さな失敗や成功をできるだけたくさん経験した人が、
   実力者になることができるのです。

   一番よくないのは、何もしないこと。たくさん実行して、実力をつけていきましょう。

  トップアスリートたちを指導し、勝利へと導いているだけあり、
  西田さんはとても本質的なことを語っています。

  本当の成功を手にするにはどうすればいいのか、
  それはもがき苦しむ今の中にヒントが隠されているのです。
 
  もし、どうしても弱気になってしまうときは、西田さんの言葉に触れてみてください。
  心の底から勇気が湧いてくるはずです。

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