■ 【賢者的おすすめ書籍】 「目標達成の技術」
皆さんこんにちは。 暖かい日が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。 さて、ところで皆さんは、何か目標を持っていますか? 老若男女を問わず、目標を持つことは、生きがいや 遣り甲斐につながり、人生にハリをもたらすものだと、 多くの方の共感を得ることかもしれません。 ところが、目標は持ったほうがいいとは思いつつ、 なかなか達成できない、という経験を持つ方も、 いらっしゃるのではないでしょうか。 「目標」を達成するためには、まず計画を立て、それに従って 行動すべき、ということがよく言われます。確かに、目標を 定めたと同時に、行動の方向性を決めずに走り出しては、 失敗するのも無理はありません。 ただし、目標と定め、計画を立てるだけでは不十分です。 今回は、そのことを記した書籍をご紹介したいと思います。 『目標達成の技術』(アチーブメント出版/刊)の著者で ある、青木仁志さんは、目標を達成し、成功を収めるには、 まず自分の心の状態を知る必要があるとしています。 そして、それを踏まえ、目標を達成し、成功を収めるための 条件を本書で綴っています。 目標をきちんと達成できる人になるために、 一体どのようなことが必要なのでしょうか。 ■ 恐れ、怒り、罪悪感から解放された自由な心をもっている コップに水が半分入っている状態を見て、「もう半分しかない」と思う人と、「まだ半分ある」と 思う人 がいるように、事実は一つでも、それをどう解釈するかは本人次第。 そして、その解釈によって、人がとる行動は変わるので、目の前の事実をどう受け止めるか というのは現実に大きく影響を与えます。だとしたら、自分が求めている人生に対して役に 立たない解釈はしない方が賢明なはずです。 あなたに、恐れていることや、怒りを禁じえない出来事があるのなら、その事実に違う解釈を 与えることで、その感情から自由になることができるかもしれません。 ■ 人間関係の悩みから解放されている 青木さんいわく、真の目標達成とは物心両面の幸せを実現することだといいます。 そのためには、周囲の人とよりよい人間関係を築いておくことは欠かせません。 夫婦関係であれ、友人関係であれ、相手といい関係を築く最も大切なことは、相手を尊重すること。 つまり、他人は変えられないと知ったうえで、相手の人格全てを受け入れることです。 自分も含めた家族や、周りの人々と一緒に幸せになるためにどんなことができるのか、ということを 考えることは、目標達成の重要なポイントになります。 ■ 人生理念に基づき一貫性をもって生きている 「目標」は多くの人が持つものですが、それを達成するためには、“何のために目標を達成するのか” という、「目的」や「理想」も同時に定めておく必要があります。 自分のためだけでなく、人々の役にたつ“価値のある目的”を定め、そこに向かって歩き続けることは、 生きがいとハリのある人生につながると青木さんは言います。 ここでいう「目的」とは、人生理念や価値観、信条に基づいた、自分の人生全体をカバーする 大きなものです。「目標」とは、この「目的」に至るまでの道標だと考えられるかもしれません。 だからこそ、揺らぐことのない一貫した「目的」を持つことは、「目標」を立て、それに向かって 努力するうえで大切になるのではないでしょうか。 今回紹介したのは、目標達成できる人、成功できる人の条件というべきものです。 本書には、具体的な目標の立て方や、アプローチの仕方といった、目標達成のための技術が 網羅されていますので、ビジネスや受験勉強など、立ち向かうべき目標を持つ人はぜひご参考に。
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