■ 【賢者的考察】 「思い込みの力をコントロールできたら?」
みなさん、こんにちは。 すっかりと良い陽気になってきましたね。 皆さんにおかれては、ますます活動的になる時期でしょうか。 「活動的?まだ寒いよ」「もうとっくに活動しているよ」 そういう方もいるかもしれません。 とすれば、「ますます活動的になる時期でしょうか」という 言い方は、推測だとしても、「思い込み」が招いた結果なの かもしれません。 今日は、その「思い込み」の力について考察して参りましょう。 「思い込み」は、私たちに高い効果をもたらす、強い力です。 たとえば、「プラシーボ効果」という言葉を聞いたことがありませんか? この効果は、いわゆる「偽薬効果」と呼ばれており、デンプンや食塩水など、薬効のないモノでも薬だと 信じ込んで服用することで、何らかの改善がみられることを指します。 被験者の1/3程度にも効果があるなど、不特定多数の方に作用することから、この効果の程が知れますね。 また、本屋さんに行き、自己啓発関連のコーナーを見渡してみると、夢・目標・実現などをキーワードに した書籍が数多く陳列されていることでしょう。これらの書籍で、「思い込み=強いイメージを持つ」ことの 重要性を説く内容を見つけることができるでしょう。 このどちらも、「思い込んだイメージ」から、体内活動や行動に繋がるというプロセスが見てとれます。 しかし一方で、この「思い込み」は、良いイメージばかりでなく、悪いイメージとして作用する、引き起こして しまうといえます。それは、何も超常現象ではなく、いまや社会現象ともなっている「うつ病」とも関係が あるかもしれません。 実際に、「認知療法」という思考矯正術を使い、「思い込み=モノの見方」を整えることで、このような 精神疾患が改善されるといった症例もあると言われています。 これらのことから、いかに「思い込み」の力が強いかということがわかります。 そして、この「思い込み」の力をコントロールできれば、良い結果を引き出すことに一役買ってくれそうです。 これらのコントロールの方法にまつわる関連書籍を覗くと、実に様々なやり方が記されています。 脳に鮮明にイメージする方法、違った視点から物事を見つめるトレーニングなど、あの手、この手の方法が 満載です。実に千差万別。正解はありません。 ですから、ぜひ、皆さんご自身で、このコントロールの方法についての考察を深められてはいかがでしょうか。 参考までに、私はと言えば、物事は、形にするならば、あたかも球体のようなもので、その球体をどのように 見るか、そしてその「見方の選択」は自身が持つと考えています。そしてその見方は、自身の経験から、 常識とされているもの、誰かの意見など、多岐に渡ります。そして、その「見方」を自身で切り替えることが、 思い込みをコントロールする、ということではないかと考えています。 さて、最後になりますが、「視覚」は思い込みに強く影響しますね。「俺は目で見たことしか信じない」という 方も多くいらっしゃると思います。ですが、その目で見たことを裏切る、「錯覚」が満載の映像を、 TOPぺージ下部の動画スペースにて配信しています。こちらもぜひご覧いただければと思います。 それではまた次回。
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