■ 【賢者的考察】 「幸せの感じ方 Vol.2 :幸せな国「プータン」で、貴方は幸せな生活を送れるのか?」
幸せな国「プータン」で、貴方は幸せな生活を送れるのか? この問いに貴方はどのように答えるのでしょうか。 プータンについてはご存知ですか? 以前良くメディアに取り上げられていましたね。 「国民総幸福量(GNH)」という、国民の社会・文化生活における豊かさを表す指標を提唱した国です。 1972年にプータンではじめて提唱されました。 「国民総幸福量(GNH)」は、世界機関による聞き取り調査を経て集計されます。 その集計結果による対象国178カ国ランキングは、現在最新の結果である2006年度版 によると、下記のようになります。 【2006年度:国民総幸福量TOP10】 ・1位 デンマーク ・2位 スイス ・3位 オーストリア ・4位 アイスランド ・5位 バハマ ・6位 フィンランド ・7位 スウェーデン ・8位 ブータン ・9位 ブルネイ ・10位 カナダ では先進国の各順位を見てみましょう。 【2006年度:国民総幸福量:先進国ランキング】 ・23位 アメリカ ・35位 ドイツ ・41位 イギリス ・62位 フランス ・82位 中国 日本は、90位です。 この統計を信じるならば、多くの日本の人は、日本での生活に幸福を感じていません。 では、堂々の8位にランクインした「ブータン」で生活をすると、多くの日本人は幸せを 感じるのでしょうか? ちなみに参考までに「ブータン」の暮らしは、物質的には日本より遙かに豊かではありません。 家電製品もTVや冷蔵庫くらいしかなく、洗濯も手で行わなければいけない状況。 しかし、家族とのたっぷり語り合う時間があり、自然に囲まれ溶け込んだ暮らしがある。 さて、この国で暮らすことを望みますか? もうちょっと物質的に豊かそうな、2位のスイスが良いですか? でも物質的な豊かさを示す国内総生産(GDP)でいくと、スイスは19位(2011年度)で、 日本は第3位です。言語の問題もありますから、やはり日本が良いですか? しかしスイスに比べ、日本は自殺率が高い。他に丁度良いバランスを持った国はないだろうか。。 ・・・ちょっと待ってください。 例えばそのように、頭を使って計算することで貴方にとっての「幸せ」を得る確率を高めることが できたとしても、それはあくまでテクニカル的な要素ではないでしょうか。 もっと根本的な「幸せ」を感じる力について、次回さらに考察を深めたいと思います。
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幸せな国「プータン」で、貴方は幸せな生活を送れるのか?
この問いに貴方はどのように答えるのでしょうか。
プータンについてはご存知ですか?
以前良くメディアに取り上げられていましたね。
「国民総幸福量(GNH)」という、国民の社会・文化生活における豊かさを表す指標を提唱した国です。
1972年にプータンではじめて提唱されました。
「国民総幸福量(GNH)」は、世界機関による聞き取り調査を経て集計されます。
その集計結果による対象国178カ国ランキングは、現在最新の結果である2006年度版
によると、下記のようになります。
【2006年度:国民総幸福量TOP10】
・1位 デンマーク
・2位 スイス
・3位 オーストリア
・4位 アイスランド
・5位 バハマ
・6位 フィンランド
・7位 スウェーデン
・8位 ブータン
・9位 ブルネイ
・10位 カナダ
では先進国の各順位を見てみましょう。
【2006年度:国民総幸福量:先進国ランキング】
・23位 アメリカ
・35位 ドイツ
・41位 イギリス
・62位 フランス
・82位 中国
日本は、90位です。
この統計を信じるならば、多くの日本の人は、日本での生活に幸福を感じていません。
では、堂々の8位にランクインした「ブータン」で生活をすると、多くの日本人は幸せを
感じるのでしょうか?
ちなみに参考までに「ブータン」の暮らしは、物質的には日本より遙かに豊かではありません。
家電製品もTVや冷蔵庫くらいしかなく、洗濯も手で行わなければいけない状況。
しかし、家族とのたっぷり語り合う時間があり、自然に囲まれ溶け込んだ暮らしがある。
さて、この国で暮らすことを望みますか?
もうちょっと物質的に豊かそうな、2位のスイスが良いですか?
でも物質的な豊かさを示す国内総生産(GDP)でいくと、スイスは19位(2011年度)で、
日本は第3位です。言語の問題もありますから、やはり日本が良いですか?
しかしスイスに比べ、日本は自殺率が高い。他に丁度良いバランスを持った国はないだろうか。。
・・・ちょっと待ってください。
例えばそのように、頭を使って計算することで貴方にとっての「幸せ」を得る確率を高めることが
できたとしても、それはあくまでテクニカル的な要素ではないでしょうか。
もっと根本的な「幸せ」を感じる力について、次回さらに考察を深めたいと思います。