■ 【人生とお金】 「国民性の小話」
 

    良く語られているため、既に耳にされた方も多いかと思いますが、
    国民性をあらわす小話をひとつご紹介します。

    国民性は、私達が意識するよりも根深く、
    個々人のパーソナリティに影響を与えている気がします。

    そして、無意識の考えの起点になっているかもしれませんね。

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    なぜか、あなたは、氷山に衝突したタイタニック号で、
    救命ボートに乗るべく群がっている人たちの中にいる船員です。

    船員のあなたは、ごった返す中で、客をうまく誘導し、
    子供と婦人を先に救命ボートに乗せなければなりません。

    乗船客は、ドイツ人、アメリカ人、イタリア人と、なぜか日本人もいます。

    この人たちになんと言ったら、あなたの指示にうまく従ってくれるでしょうか?

    考えてみてください。

   「子供と婦人に先を譲らなければならない」ことを、納得させるには知恵がいります。

    -----答え-----------------------------------------------------------

    ドイツ人に対しては、

   「法律でそう(子供と婦人に先を譲らなければいけないと)決められていますよ」

    -----答え-----------------------------------------------------------

    アメリカ人に対しては、
    
   「そうすれば、あなたはヒーローですよ」

    -----答え-----------------------------------------------------------

    イタリア人に対しては、

   「そうすれば、あなたは女性にもてますよ」

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    と言えばうまくいくようです。

    それぞれの国民性をうまくつかう訳です。

    さて、日本人には何といったら良いでしょう?

    -----答え-----------------------------------------------------------

    日本人には、「みなさん、そうされていますよ」です。



    よく言われる小話ですが、このような心理的操作を受けて、
    金融に限らずいろいろな商品を私たちは買わされているのかもしれません。

    特に、海外のファンドなどの購入に際しては、海外の経済状況となどの情報収集は
    困難な場合がありますが、金融商品については、良くご自身で調べ、
    納得してから購入するようにしましょう。


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