■ 【人生とお金】 退職したのに住民税がかかるのはなぜですか?
ご質問は、おそらく現在収入がないにもかかわらず、 住民税の支払いが発生していることへの疑問かと思います。 これは住民税の納付時期と、その元となる所得の時期が異なることから生じています。 住民税は基本的に毎年1月1日?12月31日までの所得を元に計算されますが、 その納付は翌年6月からとなっています。 つまり、前年の所得に対して納税義務が発生するため、 収入がない場合でも税金を支払わなければならない、という事態が起こりえるのです。 ちなみに、住民税の納付方法には「普通徴収」と「特別徴収」の二通りあります。 普通徴収の場合は、市町村から送付される納税通知書に従い、 一括納付か年4回に分けて納付かを選べます。 一方、特別徴収は会社員などが納める方法で、 給与支払者である勤務先が本人の給与から税金を天引きし、毎月納付します。 (日本FP協会「くらしとお金の知識」より)
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