■ 【お金の学習情報】 「お金の共通言語 ”簿記” とは 」
  

 
  
    簿記の定義は、
    
  「企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を
   記録・計算・整理して経営成績と財政状態を明らかにする技能のこと」
   
  と言われています。 

  簿記の最終的な目的は財務諸表と呼ばれている「貸借対照表」「損益計算書」なるものを
  作成することにあります。これが報告書となって、経営方針を決めたり、税務署へ申告するわけです。

  なお、「貸借対照表」を見れば企業の資産状況がわかります。
  今後の資金繰り(お金のやりくり)のための非常に重要な報告書です。

  また、「損益計算書」は営業してきた結果の成績表です。
  
  この資料を読むことで、事業の黒字か赤字が瞬時にわかるほか、
  来期の利益計画の参考など、この資料を以て様々な側面から分析をすることができます。

  また税務署へ支払う税金もこれから算出されます。

  

  事業にとってかなり重要な資料が、この共通言語「簿記」によって作成されるわけです。
  女性の方のみならず、男性の方も、「家計簿」や、古くは「おこづかい帳」なども、
  簿記の仕組みが適用されています。

  このように、簿記は、皆さんにとって、実はとても馴染み深いものなのです。

  
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